エビングハウスの忘却曲線理論と最大効率の復習スパン

エビングハウスの忘却曲線と最大効率を生む復習スパン

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ドイツの学者であるエビングハウスが発見したのが、
記憶の忘却曲線と呼ばれるものです。

 

この忘却曲線というのは、膨大な実証研究の中から明らかになったもので、
人間の記憶力と時間の関係性に関する、興味深いデータを提供してくれます。

 

 

第一の示唆

その研究からわかったことは、第一に、
人間というのは覚えた事をすぐに忘れてしまうということです。

 

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上の図は忘却曲線を表していて、
横軸は時間、縦軸は記憶の保持率を表しています。

 

そして、この図の一番左側にある曲線を見れば分かるように、
勉強してからわずか1日程度で、記憶した内容の半分以上を忘れてしまうのです。

 

人間の脳というのは、
進化の過程で「忘れて脳を整理する」という事を覚えた訳ですが、
その力というのは、非常に強力であることを証明していますね。

 

もちろん、1時間後にどれだけの内容を覚えていられるかというのは、
記憶する内容、その人の体調、その時の集中力、
その人の記憶力などに大きく依存しますので、一概には言えません。

 

 

しかし、「人間は、覚えたことはあっという間に忘れてしまう
という事をしっかりと覚えておいてください。

 

ですから、勉強したことは当然に忘れるものだ、
という認識を持っておくのが良いと思います。

第二の示唆

エビングハウスの忘却曲線と最大効率を生む復習スパン

 

そして、忘却曲線は、もう一つの事を示唆しました。

 

 

それは、「忘れた頃に復習をするのが最も効率的である」という事です。

 

半分くらい忘れた頃に、再び記憶しなおすことによって、
それまでよりも長い期間、記憶を保持していられるようになります。

 

勉強した内容を1日で60%忘れていたのですが、
復習することによって、60%忘れるまでの時間が圧倒的に伸び、
1ヶ月程度記憶していられるようになります。

 

つまり、復習することよって、覚えたい事項が記憶として定着し、
次に半分忘却するまでの時間が伸びていく、
という事を意味しているのです。

 

そして、半分忘れたら復習、また半分忘れたら復習という事を繰り返す事で、
最終的には、半分忘れるまでのスパンがどんどん伸びていくのです。

 

 

最適な復習のスパン

エビングハウスの忘却曲線と最大効率を生む復習スパン

 

FP2級の試験では、覚えることが非常に膨大にありますから、
復習するべき回数が少なくて済むのであれば、少なく済ませたいですよね。

 

 

では、具体的には何日置きくらいで、復習すればいいのでしょうか?

 

 

もちろん個人によって異なってくるのですが、
1日、3日、7日、14日、1ヶ月、3ヶ月といったスパンで復習を行うのが、
最も効率的と言われています。

 

(私も、このスパンで復習しています)

 

 

仮に、1月1日に勉強を開始したとするなら、

 

1月1日、
1月2日、
1月5日、
1月12日、
1月26日、
2月26日、
5月26日、

 

といった間隔が望ましいということです。

 

FP技能士試験においては、基本的には「暗記が全て」ですので、
この忘却曲線理論を上手に活かして、効率的に勉強していってくださいね。

 

参考:
資格試験に合格するためには、記憶力よりも記憶術
FP試験に合格するには、全体像を把握して記憶に定着させる
参考書を読んだだけでは記憶できる訳がない|更に効率的な記憶法とは


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